| 早いものでもう3月。先々週から、本当に暖かくなってきましたね。車に乗るときに、ハンドルの冷たさが気にならなくなりましたもん。今日のインディは霧雨ですが、晴れた日に空を見上げるとだんだんと明るさを帯びてきて、春の足音を感じます。昨日はお雛様。女の子をお持ちのご両親様、おめでとうございます。これからも健康で幸せににご成長されますことを、心からお祈りしています。 さて、最近、アメリカ以外でもニュースを賑わせている同性愛者の結婚。まずは簡単な流れを。 2月04日:マサチューセッツ州の最高裁、同性愛者同士の結婚は合法であるとの意見書を、同州上院に提示(同州最高 裁は、昨年11月に同性愛者同士の結婚を禁じるのは違憲とした判決を下している)。5月にも米国初の同性愛 者の正式な結婚が実現する見通し。 2月06日:オハイオ州、同性間の結婚を禁止する法案成立。米国で38州目。 2月12日:サンフランシスコ市は12日から同性結婚を認める。 2月13日:同性結婚に反対する「カリフォルニア・ファミリー運動」など2団体は、「結婚の定義は男女間に限る」と主張、 結婚認定を禁止する仮処分を求める訴えを地元地裁に起こした。 2月19日:「結婚を男女間に限ると規定した州法は、平等を保障する州憲法に違反する」として、逆に州政府を訴える 2月20日:同性婚を州法で認めていないカリフォルニア州政府の長、シュワルツェネッガー州知事、サンフランシスコ市 での同性婚を停止させるための法的措置を取るよう州司法長官に命じる。 2月23日:サンフランシスコ市、162組の結婚を認めた1996年以来、2度目となる同性愛者の合同結婚式を主催し、50組 の同性カップルが結婚の誓いを行う(その後、2年間の間に27州が同性愛者の結婚を法的に禁止に)。 2月24日:ブッシュ米大統領は24日、同性間の結婚を禁じるための米憲法の修正を支持する考えを公式に表明 2月27日:カリフォルニア州最高裁、『サンフランシスコ市による同性カップルへの結婚証明書発行の停止と、既になさ れた結婚を無効とする』よう要請したカリフォルニア州政府の訴え』を却下。結婚は続行することとなったが、 最高裁はサンフランシスコ市に3月5日までに同性結婚を認めた理由を説明するよう命令。一方、同性結婚 に反対する保守派グループは、別の差し止め訴訟を同州地裁に起こしている。 2月27日:ニューヨーク州アルスター郡ニューパルツ村、同性愛カップル25組の挙式を執り行う。同州ナイアックの町長 も3日、自分自身を含めた同性カップルに対して結婚証明書の発行手続きを今週中にも始めると発表。 3月02日:ニューパルツ村のジェーソン・ウェスト村長、訴追。州結婚法によると、結婚式には、当局の発行する結婚 許可証が必要。ウェスト村長は、この許可証がないカップルの挙式を行ったとして、訴追された。有罪にな れば、最高1年の禁固刑。 3月3日:オレゴン州ポートランドで3日、同性のカップルに対して結婚証明書が発行され、約380組が結婚。 今までにサンフランシスコ市では、3500組以上の同性愛者同士の結婚が成立。それに、ニューヨーク州の小さな村、オレゴン州も続々と参加。 今年新しく加わったオハイオ州をはじめとして、ただいま38州では『同性愛者の結婚は禁止』。オハイオ州法では『他州でされた婚姻も無効』。つまり、サンフランシスコなど法律で認められた場所で出した婚姻届は認められず、税金などの優遇措置は受けられないということ。 来年はアメリカ大統領選挙。共和党は候補者を出さなかったので大統領選挙の共和党代表者はブッシュさん。そして、今、対抗馬の民主党候補を選出しているところですが、多分ケリーさんでしょうね。ケリーさんは『同性愛者の結婚を認める認めないは、州の問題だ』というスタンス。一方のブッシュさんは、『同性愛者結婚は反対』で、2月24日には“憲法改正”まで提示しているほど。『同性愛者の結婚を認めるか否か』は、大統領選挙を占うひとつの目安として、全米が注目している事項なのです。 ちなみにカリフォルニア州最高裁は、1949年に当時違法だった異なる人種間の結婚を全米で初めて合法化した裁判所。昔は、アメリカ人と日本人、結婚できなかったと知りビックリ。 「州自治が違うっていうのは分かるけど、サンフランシスコってカリフォルニア州の都市だろ?なのに同性愛者同士の結婚がカリフォルニア州では反対で、サンフランシスコ市では認める。それだけではなく、市が州を訴えるんだもんね。」 「うん。州と市町村レベルで完全に法が違うのって面白いなぁ。日本だと、東京都がダメなら23区もダメだもんね。あ...それ以前に国がダメなら、都道府県もダメか。」 「住んでいる州での結婚がダメなら、サンフランシスコに行こうって思うよね。行けば認められるんだから。」 「サンフランシスコって、同性愛者が多いんでしょ?」 「うん。昔っから。ここは中西部だから、割と隠している人が多いけどね。」 「でも化粧品売場とかで、女性っぽい仕草の店員さんはいるよね。本当に好きな人とだったら、結婚したいだろうな。」 「それもそうだけど、結婚って社会的立場を強くするでしょ?税金もそうだし、働く場合も...。生活に伴うメリットが大きくなることも多いじゃない?」 「あっ、そうか...。独身者と妻帯者では、納税額が変わるもんね。だから新しく制定したオハイオ州は『他の州での婚姻届は認めない』ってわざわざ言っているんだ。」 「良い悪いは別としても、新しい物を受け入れる力っていうのにかけてはアメリカってすごいと思うよ。」 「確かに...。」 同性愛者同士の結婚を認めるか否かの意見は私には言えないけれど、印象的だったのは結婚式で誓いをする2人のテレビ映像。異性同士が愛を誓い合う、普通の結婚の新郎新婦と姿と重なってしまいました。すごく幸せそうでしたよ。 |