お陰様で、今年サイトウ製作所は創立90周年をむかえる事が出来ました。
弊社は1934年金切り鋸刃のメーカーとしてその歩みをスタートしました。その後、時代と共に作り出してきた物は変化してきましたが、根底には創業者が定めた「使う身になって造れ」の精神が有りました。
今日までに、私達は創業の精神を元に「面倒を価値に変えるモノづくり」というコンセプトを実践し、7000アイテムを超える製品を多くの産業、世界25か国に供給するに至っています。
弊社が90年間歩み続けて来られたのは私達の製品を愛用してくれた方々は元より、弊社をサポートしてくれた様々な業界の様々な方々、そして時代を通して弊社を支えて来てくれた社員、どれが欠けても成り得ない事です。
私達はこれからも歩み続けます。
創業者の「使う身になって造れ」の精神と「面倒を価値に変えるモノづくり」と言うコンセプトはこれまでの私達の原動力でした。そんな中ここ数年私達を取り巻く環境は、個人、会社、国、地球規模に関係なくあらゆる部分に変化を即している様に感じます。
予測の難しい環境の中進んでゆく為に、新たにアトムの7つのコアバリューを作り発表させて頂きました。
私達はこれまで培ってきた技術や知識やノウハウと7つのコアバリューを融合して進化してゆきます。一人一人の潜在能力を見出し、重ね合わせる事で私達はこれまで以上に進化を続けたいと思います。そしてこの力を磨く事で、生業である工具づくりを中心に変化の激しい世の中を進んでゆくプラスαの推進力にして行きます。伝統を重んじながらも変化する事にも挑戦して行き、派手には見えないかもしれませんが確実に我が道を進んで行きたいと思います。
今後とも、新生アトムを宜しくお願いします。そして末永いお付き合いをお願い申し上げます。
弊社90周年記念祝賀会開催に際し、ご出欠の返信についてWEB形式を推奨し、未使用切手分と合わせて、被災された皆様への義援金とする取り組みを行わせていただきましたので、下記の通りご報告いたします。
この度は、祝賀会招待状に同封された切手の返却にご協力いただき、誠にありがとうございました。
招待状に同封いたしました切手は、WEB登録などでご使用されなかった場合に寄付のため返却をお願いしておりました。多くのご返却をいただき、心より御礼申し上げます。
返却いただいた切手は、 [石川県令和6年(2024年)能登半島地震災害義援金配分委員会]を通じて、被災地への義援金の一部として活用させていただき\30,000の寄付をさせていただきました。
皆さまのご協力により、被災地の方々へ支援をお送りすることができましたこと、深く感謝申し上げます。