エンドミルとは、穴・溝・平面及び三次元形状など多様な形状の加工を行うための切削工具であり、最低でも、先端及び側面の切れ刃・溝・シャンク(掴み部)で構成される。加工内容に合わせ工具形状も豊富で、先端が平らなスクエアエンドミル・先端が丸いボールエンドミル・先端は平らだが角が丸いラジアスエンドミルなどがある。
超硬(cemented carbide)とは、名前の通り非常に硬い合金の事で、硬質の⾦属炭化物の粉末を焼結して作られる合⾦である。特徴としては、硬さがHRAで90前後にもなり、強度も高く、ヤング率は鉄の約3倍、比重は鉄の約2倍ほどにもなる。
射出成形型・レンズ型などの金型類、モデリング、小物部品の形状加工 ※削り出し部品に多用される
スクエアエンドミルは最小径Φ0.05、ボールエンドミルは最小R0.05から標準でラインアップ
2枚刃・4枚刃・ロング・ボール・テーパー(スクエア・ボール)・ラジアス・コーナーRなど、多種多様な製品ラインアップ
ロング刃長はバリエーションが多く、半端なRサイズのボールエンドミルや片角15゚のテーパーエンドミルなども標準ラインアップ